僧帽筋(musculus trapezius)の構造と作用および起始停止・支配神経を解説するとともに、具体的な動作における働きについても解説します。
僧帽筋の構造
上部筋繊維・中部筋繊維・下部筋繊維に部位分けされます。
僧帽筋の作用
上部筋繊維
肩甲骨を持ち上げる
中部筋繊維
肩甲骨を内側に引き寄せる
下部筋繊維
肩甲骨を引き下げる
僧帽筋の起始停止
起始
外後頭隆起から第7~第12胸椎の棘突起
停止
肩峰および肩甲骨の肩甲棘
僧帽筋の支配神経
副神経外枝・頚神経叢筋枝
僧帽筋の具体的な働き
肩甲骨を上方・内側・下方それぞれに引き寄せる動作において働きます。
主な筋肉の部位名称と作用
全身の主な筋肉部位の名称(読み方)および働き(作用)などのさらに詳しい情報は下記リンク先の「主な筋肉の一覧図鑑」をご参照ください。
主な筋肉の名前と働き(名称と作用)および部位別の筋力トレーニング種目
トレーニングギアについて
筋トレに必須となるのがトレーニングギアですが、全ての種目に必要なもの、押す種目・引く種目によってそれぞれあると便利なものなど、トレーニングギアにはさまざまなものがあります。詳しくは、下記のページで解説していますので、そちらをご参照ください。
筋力トレーニングに必要となる各種のトレーニングギア(補助用品)